△最近の日記をみる   △過去の日記をみる   △日記検索   ▲TOP


11/20/2024 水曜日
今年はあまりに読書しとらん!と、感じまして読書。

井上靖「しろばんば」

なんで?井上靖?しかも「しろばんば」???と自分でも不思議なんですが、去年か一昨年の新聞記事で、とある作家が熱くこの作品を推していまして(読んでおかなきゃならん作品)として脳にインプットされてしまったからなのでした。

本も凄いヤツを古本屋で見つけちゃったのよ〜〜。

21世紀版(21世紀版ですよッ!)
少年少女日本文学館16 講談社(文学全集の16巻。結構凄いセレクションで20巻は井上ひさし、野坂昭如、三浦哲郎、村上春樹)

そして!読みたくないホドの丁寧すぎる注釈とルビ。
図入り解説。ランプ、土蔵、土間、袴、藁草履、障子・・・・、21世紀の少年少女達にとって、大正・昭和の生活自体が未知で無知なので、このような事になったのだと思われます。

うわぁぁぁーうっとうしいわーーー!と、ブン投げたくなる本です。

井上靖の自伝的小説「しろばんば」。

私は語感から勝手に白いババアの話しだと思っていましたが、当たらずとも遠からずでしたよ。

主人公・洪作は曾祖父の妾・おぬい婆さんと土蔵で暮らしてます。
ちゃんと両親はいますが、めちゃくちゃややっこしい家族構成。

そしてタイトルのしろばんばは実際(白い老婆)という意味で、雪虫(粉虫)の事でした。

で、この小説、子供が読むものなのか?読んでわかるのか?
皮肉満載の妾と本妻のやりとりや、本妻の子供の子供は9人きょうだいで本妻側の家族は曾爺ちゃんの妾と暮らしている洪作を何かと虐める。(9人兄弟の長女が洪作の母親。9番目の娘は洪作と同じ年だが叔母にあたる)
殺人事件が起こらないだけで、ほぼ横溝正史の世界。

取るに足らないどーでもいいド田舎の日常を切り取っただけなのに、もの凄く面白い!

それは10歳足らずの主人公・洪作とおぬい婆さんが、親族に対して激しく気を遣い、時には本心をぶちまける。会話のやり取りがたまらない。読ませてしまう。

そう、血のつながりで言えば、おぬい婆さんは孤立無援で味方は誰一人といない、全員敵。一緒に暮らす洪作は子供ながらにそれをわかっていて、おぬい婆さんに味方する。

一番気を遣う立ち位置にいる子供。

私もバアチャンに育てられたので、共感する所が多い。
それもあって、面白さと深さ倍増で読んでいるのかもしれません。




11/19/2024 火曜日
なんだか、ボンヤリ・ボゥ〜〜。腑抜けになっていましたが。

モリモリとウンコが出まして。
うわぁ〜なんだ?この巨大なウンコは〜!
昨日一杯食べたからか?それにしても多くね?

ウンコにビックリして目が覚めました。
そして何故だか元気になりました。(そう、アタシはこんなウンコを出せるほどに生きているんだ)

なんだそれ?こんなウンコを出せるほどって!
還暦女が書く内容か?酷いな。でも正直だ。

日常モードのスイッチが入りました。

洗濯して、接骨院に行って、風呂掃除、2階部屋掃除。

11/18/2024 月曜日
ママリンの四十九日法要と納骨。

お寺で坊さんが提婆達多品第十二と観心本尊抄の一説を読み上げているのがわかりました。

法華経・提婆達多品第十二は悪人成仏と女人成仏が説かれている経文。

宗派とか会派とかで色々違うよね。

お寺から八王子の墓地に移動して納骨。
ご先祖の骨壺が一杯になっていたので粉骨してアルミのジプロックみたいな袋になりました。おおコンパクト!こーすれはいくらでも入るね!
無事にママリンの骨壺はパパリンと仲良く並びました。

パパリンの納骨の時・・・・・ママリンはココにいたのに・・・・。
今はママリンもお墓の中だなんて・・・・・・。なんだろ、まだ、信じられない・・・。

納骨の後、会食。「うかい鳥山」。
お腹パンパン。

夕方6時半・帰宅。

お腹一杯なのにお菓子を食べてしまう私。
お菓子を晩ご飯にして、早めに寝ました。

11/17/2024 日曜日
朝の連ドラをまとめて放送する日がありまして、それを録画して見ています。

橋本環奈がギャルになる話しだと思って見てたら、栄養士になる話しになり始めた「おむすび」。
主人公にモデルはなく、完全オリジナル作品らしい。

もうバレエの教室を辞めちゃったケド。
一緒に発表会に出たYMちゃんが管理栄養士になるために専門学校に行ってた事を思い出しました。

彼女は体操選手でオリンピックに手が届きそうなポジションにいたコでした。
体重管理は厳しく、常に42キロをキープさせられていました。
生まれながらに甲状腺ホルモン欠乏症で薬を飲んでいました。

高校2年の時に体重キープができなくなり摂食障害になりました。

専門学校に行きながらバイト代でバレエをやり始めましたが、1年半で辞めてしまった。

今、どーしているのかなぁ〜?

オリンピック出場に手が届きそうなポジションにいた運動選手達。
私が知らないだけで山のようにいるんだろうなぁ〜。

などと、ふと思い出したのでした。

11/16/2024 土曜日
左足指のモートン病の症状がキツイ日。
両股関節周りも前太腿もカチカチ。

ヤバイ、これはヤバイと揉んでエレキバンを貼りました。

この15年の間に随分とボディに詳しくなった私。

「クラシックバレエは正しく行えばリハビリにもなる」という説を信じていた事もありましたが。

まぁ、「正しく行う」が大問題なワケで。
早い話、誰も正しくなんか行えないから身体をぶっ壊す。

これを鑑みるに、クラシックバレエをやる人こそ、違うダンスや運動を取り入れて普段使わない筋肉を使わせるべきという結論に至りました。

バレエをやるヤツってさ、常に真っ直ぐな軸を作る意識があるからさ。オフバランスできねーんだよね。

動き(動作)の引き出しが「バレエ」しかない。

いっぺん、バレエダンサーにヒップホップを踊らせたらどーなるのか見てみたい!!!たぶん踊れず棒立ちになるハズ。

と、いうわけで、最近私はストレッチをするついでに、敢えてオフバランスでキープするをやり始めました。

11/15/2024 金曜日
お昼・Yちゃん先生のクラスレッスン。
先週木曜夜に私をボロボロにしたT先生も生徒として参加していました。

メソッドが違うトコで学んできた2人の先生。
微妙に身体の使い方が違います。

(ううう〜〜面白いッ!この2人を眺めてるだけで勉強になるわぁ〜)
などと思っていた矢先になんと手術を終えて退院した大先生が顔を出しました!

先生、揃い踏み。

両脚股関節の人工関節手術をした大先生。
10日に退院して、歩いています。(杖無しで)
やはり普通の人より回復が早いと思いました。


11/14/2024 木曜日
最近、小さくショックだった事。

接骨院での「筋トレ&施術」コースが無くなってしまった事!!

まぁ・・・患者という名の客としては。
(このコース、コスパが良すぎる〜ありがて〜〜)と思っていましたが。

(接骨院に来てまでわざわざ辛い筋トレをするヤツって何人いるんだ?)とも思っていました。

案の定、3、4人しかおらず。マシーンを片付けて診療ベッドを1台増やしたほうが経営上よろしいと、なりました。

うわぁーん筋トレ難民!
ストレッチに関しては「正しく行う」が身についたと自負できますが、筋トレに関しては、すぐフォームが崩れるのがわかっているので、パーソナルトレーナーの見張りが必要。

かと言って、パーソナルトレーニングはお高いし。
区立体育館のスタッフだと心許ない。

時々、院長にスクワットのフォームは見て貰うとして、体育館ジムを使うしかないか・・・・・と思うのでした。
たかが筋トレの見張り役、と言えども、正しいフォームを知ってる人じゃないとダメ〜〜〜なのが難しいのでした。

11/13/2024 水曜日
最近見た映画。
とは言っても映画館に行ったワケじゃなく、もっぱらテレビ。
BS、WOWOW、アマゾンプライム。

WOWOWで現在の香港映画特集をしていたので、チェック。

「星くずの片隅で」 2022年・香港

コロナ過の香港で市井の人々を静かに見つめたヒューマンドラマ。
小さな清掃会社を営む不器用な中年男性と、そこで働き始めた若いシングルマザーのお話。
シングルマザーは道徳観ゼロ。娘の前で万引きを繰り返す。欲しいモノは盗んでくる。
清掃会社を営む中年男もコロナ過で経営は厳しいのに、万引きやら詐欺を繰り返すシングルマザーを放ってはおけず、社員にする。

(この中年男の役は日本だったら高倉健だわー)と、思いながら見ました。

エンディングにびっくり。

「香港の流れ者たち」 2021年・香港

ホームレスの荷物強制撤去によって、身分証や大切な品をゴミとして処分されたホームレス達が人権擁護派の若い女子学生とデモをして、裁判を起こす。ホームレスのリーダーは政府から「謝罪」が欲しいのに対して他のホームレス達は「謝罪より保障(お金)」。
香港の移民問題と貧困層に蔓延する薬物問題に切り込んだ作品。

かつて、まだ九龍城があったゴチャゴチャの香港を思い出しました。
結局、英国統治下でも中国共産党統治でも、香港の貧民層の薬物問題は解決ならず・・・・

こちらの作品もエンディングにびっくり。

両作品とも、終わり方が凄いです。終わり方で現状を訴えてるように感じました。

11/12/2024 火曜日
朝10時半。
入れ歯の調子が悪く、ほっぺの内側を噛むようになったので、歯医者。

入れ歯調節。ピタッとおさまる日は来るのか?
たぶん来ない・・・・。何故なら生き物は日々変化しているから。
お口の中も、頭骨も加齢とともに変化するし、顎周りの筋力も落ちるから。

最近、楽しみにしているアニメ。
「チ。ー地球の運動についてー」と「ダンダダン」。
録画しているとオープニング・エンディングの曲を飛ばして見る事も多いのですが、この2作品は曲も大切に聞いています。

発売日の今日、買ったコミックス。
「ダンス・ダンス・ダンスール29」

バレエマニアもマンガマニアも唸らせます。今、現在のバレエ界もわかります。つか、マニアだと、(あああ〜〜コレのモデルはアレで、このエピソードはソレじゃん!)になる。取材力ハンパないです。漫画界の山崎豊子か!ジョージ朝倉先生!!!

11/11/2024 月曜日
家計簿付けが、夏休みの宿題のように溜まりまして・・・・。
まずは、レシートの整理。
そして、家計簿に記載。2週間分計算したトコで飽きて放り出しました。あははは〜〜〜。

目玉グルグル。頭の周りで小鳥がピヨピヨしました。

溜めた分の記載は終了させたんだから偉いぞ!アタシ。
後は計算だけじゃん!

そして油断して、またレシートが溜まる・・・を繰り返すのでした。

11/10/2024 日曜日
元・ラーメン屋(びぜん亭)、現在・畑いぢりに精を出す単なるジジイ。

大将のドキュメンタリー映画「またいらっしゃい」のDVD、Blu-ray発売イベントに行きました。シアターギルド代官山。

この映画に西田屋さんはちょこちょこ出てます。(私は1秒)

映画撮影は1年以上。
映画上映公開されてからDVD、Biu-rayになるまで2年。
3年の間に大将自身はお店を閉じているにも関わらず、テレビ取材が入ったりと、なかなかにストレスフルな生活だったようです。

大将、人間関係が広大だから・・・・。

私が日記に時々書く、「群馬県の山奥畑」の持ち主・マタジさんや
「新潟の自然薯掘り」など、私と西田屋さんが遊んでいる場所が映し出されています。

びぜん亭閉店時の様子も特典映像として収められています。

これで映画監督のジョンとプロデューサー山本Pさんともお別れです。(何かの遊びで会いそうな気もするケド)
お疲れ様・ご苦労様でした!!!

11/09/2024 土曜日
お昼・入浴しながら昨日買った公演パンフレットを読む私。

ドイツのバレエ。
シュツットガルト・バレエ団はジョン・クランコ・
私が愛するハンブルク・バレエ団はジョン・ノイマイヤー。

クランコとノイマイヤーは師弟関係。
どちらも文学作品をバレエ化した「物語バレエ」を創った偉大な振付家。

私の目から見ると、クランコは英国の演劇的。
ノイマイヤーはアメリカのミュージカル的に感じます。

私は自分の根っこには、50年代のアメリカ・ミュージカル映画やチャップリンの喜劇があるのだなぁ〜とこの人達のバレエを見て思い出します。

かつて文学少女だった私は文学小娘になり。
デュマの「椿姫」は21歳頃に読みました。同じ時期にモーパッサンの「脂肪の塊」も。

どちらも主人公は売春婦。

「脂肪の塊」は皆のアイドル娼婦が妊娠しまして、父親は誰だ!?わかんねーから俺たち全員父親だぜーという、脳天気馬鹿物語。

一方「椿姫」の主人公マルグリットは高級娼婦で肺病で死にかけてるトコで本気の恋をします。
小説を読むと、マルグリットに恋する青年アルマンは男としていかがなものか?と思う。

父親の脛齧りだわ。マルグリットにフラれた腹いせに違う娼婦といちゃついてあてこする。薄っぺらいヤツなんですよ。
でも、ウブな男が恋をするパワーって凄いわー!一時期、両思いになる時のラブパワー最強だわー!驚きの純愛物語。

それにしてもバレエに出てくる男って・・・・・どいつもこいつもダメ男です。

11/08/2024 金曜日
案の定、全身ダル重〜〜。もの凄い疲労感。
これでは、楽しみにしているバレエ公演で寝落ちしてしまうかも〜。

私、会場で寝がちなヤツなんです。
東京ドームでのBOOWYの公演はなんと前から2列目だったのに寝た。同じくドームでのガンズでも・・・・武道館での筋少でも。
どんなライブだろうが、コンサートだろうが、必ず4,5分寝落ちします。
ヘヴィメタだろうが、クラシックだろうが、ジャンルお構いなしです。

それはさておき。
シュツットガルト・バレエ団 「椿姫」
チケットの高額ぶりに1度は諦めたんですが、やっぱり見たい!
で、行きました。

1幕の終わりあたりで寝てしまった・・・・。
不思議と休憩時間(20分)は起きてるんだよな。

3幕で涙。

ああ良かったわ〜と拍手してたら、この作品の振付家ジョン・ノイマイヤーが出てきた〜〜!ぎゃー!嘘!マジかー!!!

もう生ジョン・ノイマイヤーとは会えないと思っていただけに涙滂沱。
(彼は去年、ハンブルク・バレエ団日本公演で来日。この夏のシーズンをもって芸術監督引退)

去年(これで最後なのね生ジョン。私のドイツバレエの追っかけも終わったのね)、と、泣きまくった私。

去年、あんなに泣いたのに、挨拶で顔を出しただけの生ジョンに再び号泣。

つか、何だよ?「生(なま)ジョン」って!

会場でマダム・T子さんと待ち合わせて池袋まで一緒に帰りました。

11/07/2024 木曜日
お昼・接骨院。 夜・バレエレッスン。

10月30日にバレエの大先生が股関節の手術のために入院。
なので、11月の1ヶ月間は若いYちゃん先生とT先生が代行。

色んな先生に教わるチャンスとばかりに、今月は週1でレッスンに行く予定です。

T先生はYちゃん先生より若い20代。
小林紀子バレエシアターに縁ある先生。
ちなみにYちゃん先生は松山バレエ団、大先生は谷桃子バレエ団に縁があった方々です。

バレエ団が異なると、そこで教そわるメソッド(方式)も違います。

初めてT先生に教わるワクワク期待感。
噂では「教え熱心な先生だよ〜」。

本当でした。1回のレッスンで3回分の体力が消耗しました。

「ヤバイ・・・・明日、シュツットガルトの公演を見に行くのに・・・」と、つぶやいたら、振り替えレッスンに来ていたマダム・T子さんが「アラ、モコちゃんも行くの?椿姫。私も行くのよ〜。会場でお会いしましょっ!」。

マダム・T子さん。バレエ公演をよく見る人で、過去にも偶然会場で出くわす事がありました。

凄い疲労感。帰りの電車の中で、(この感じ・・・発表会前の疲労と同じじゃん・・・)と、少し懐かしく思いました。

TBOARD 006 Version 0.13
- TOSHISRUS -